カルディで見つけたビスケット「コーヒージョイ」江國香織のエッセイにも登場

商品レビュー

こんにちは、旅ブロガーのeriです。

この前カルディに行ったら、「コーヒージョイ」というコーヒービスケットを発見しました!

実はこのビスケット、江國香織さんのエッセイ「旅ドロップ」の中に登場するお菓子で、ずっとどんな味がするのか気になっていました。

それというのも、エッセイの中の文章があまりにも美味しそうだったから。

表面に砂糖の散った、その褐色のビスケットはほんとうに薄く、噛む(というか、前歯ではさむ)と、薄氷を踏んだときのようにぱりんと割れる。

旅ドロップ『コーヒータイム』/江國香織

この「薄氷を踏んだときのようにぱりんと」という表現がなんとも甘美ですよね・・・!

今回はそんな夢のようなお菓子「コーヒジョイ」の実食レビューを書いてみたいと思います。

江國香織さんの「旅ドロップ」はこちらから↓。コーヒータイムのお供にどうぞ。

コーヒージョイの原産国が変わった?

と、早速実食レビューをしたいところですが、そのまえに気になったこと(原産国・パッケージについて)がありますので、それについて調べてみました。

今回買ったものは「中国製」

エッセイには「インドネシア製」と書いてありましたが、今回買ったものは「原産国名:中国」となっておりました。

このお菓子は「マヨラ」という会社が製造しており、インドネシアのジャカルタに本社があります。

マヨラグループは製造拠点を東南アジアに配置しているとありましたので、中国にも製造拠点があると考えられます。

パッケージをもう一度よーく見てみると、Produced by: MAYORA FOOD(SHANDONG)の表記が!SHANDONGは中国の山東省です。

ということで、「原産国:中国」表記のものは山東省で作ってるっぽいことが判明しました。

「インドネシア製」もあるっぽい

調べてみると、オンラインショップでは「インドネシア製」のコーヒージョイを買うこともできるようです。

知恵袋ではインドネシア製のほうがパリパリで美味しいという声も上がっていたので、味の違いも気になるところ。

どうしてもインドネシア製が食べたい方は、オンラインショップや輸入食品店で「原産国:インドネシア」表記があるものを探してみてください!

ちなみに、こちらからも「インドネシア製」のコーヒージョイが買えます。↓(私も思わずポチってしまいました)

不思議なパッケージ

前述のとおり、マヨラはインドネシアの会社ですが、パッケージはというとイタリアっぽい雰囲気です。

イタリアの国旗カラーに、ピサの斜塔やゴンドラのイラスト、街並みもヨーロッパっぽい。

ロゴの下には”Italian Moment”とまで書かれていますからね。パッケージだけ見るとイタリアのお菓子かと思ってしまいます。

インドネシア人がコーヒーといえばイタリアっしょ!!っていうイメージで、このようなパッケージになったんでしょうか。

暑い国でもコーヒータイムだけは、優雅な雰囲気のイタリア(ヴェネツィア)に思いを馳せたいって感じ?

でもよくよく考えてみると、インドネシアのお菓子ではあるけれど、製造は中国でもしてるし、パッケージの雰囲気はイタリアっぽいし、書かれている文字にはベトナム語も混じっているし、でも食べているのは日本だし・・・???

もう国が多すぎて頭が混乱してきましたが、それだけ世界中で愛されているお菓子ということですね。

ちなみに、江國さんが描写しているパッケージと今回買ったものは少し違います。(エッセイ中の”Ko-phi-choi”という表記が現パッケージにはありませんでした)

このお菓子はインドネシア製で(Coffee Joyと大きな文字で印刷された商品名の下には、Ko-phi-choiという小さな文字もあり、たぶんインドネシア語ではそう発音するのだろう)

旅ドロップ『コーヒータイム』/江國香織

おそらく、パッケージがリニューアルされたのでしょう。

江國さんが描写していたと思われるパッケージはこちらです。↓(※残念ながらこちらのパッケージのものは現在販売されておりません)

いざ、実食!

お待たせいたしました。いざ、実食です。

パッケージを開けたとたんに、コーヒーとビスケットの香ばしい匂いが広がります。

内容量142gで48枚入っていました。価格は170円(税込)。

それにしても、とっても薄いです。測ってみると厚さは約2mm。ぞんざいに扱えばすぐに割れてしまうことでしょう。

薄いクラッカーのような、長方形の形をしたビスケットです。こんがり日焼けしたような表面には砂糖がまぶされています。

一口噛むとパリン、次にサクサク。もうこの軽い歯ごたえがたまりません・・・!

本当に「薄氷を踏んだときのようにぱりんと割れ」ます。なんて繊細なお菓子。

口に入れると、コーヒーの香りが一気に広がり、そこにビスケットの香ばしさと砂糖のさりげない甘さが合わさります。甘すぎないので、食べやすい。後味は、決してくどくなく雪でも食べたかのようにスッと消えてしまいます。

もう一度、口に入れたときの香りやぱりんと割れる歯ごたえを味わいたくて、次から次へと手が伸びてしまう。気を付けないと、48枚なんかあっという間になくなってしまいます^^;

コーヒー好きな人は絶対好きだと思います。

ぜひ、淹れたてのコーヒーや紅茶と一緒にお楽しみください。

まとめ

結論、コーヒージョイはすごく繊細なお菓子で、止まらなくなるぐらい美味しいお菓子でした。激薄ビスケットの噛み応え(はさみ応え?)とほろ苦いコーヒー味はやみつきになります。

そして、エッセイにはインドネシア製のものが出てくるので、インドネシア製のものも食べたくなりました。

皆さんもぜひイタリアにインドネシアに、思いを馳せながらコーヒータイムを楽しんでくださいね。(旅ドロップも忘れずに)

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